いつもふわふぁンテナ（ω）をご利用くださりありがとうございます。
コピーコンテンツ誤認防止のため、1日に1記事、アンテナサイトの記事枠を利用して日誌を投稿することにしました。
そこで1行目のみを私が書き、残りを「AIのべりすと」にお任せしてみることにしました。
最後には前日のフィードの中からおすすめ記事をピックアップしてご紹介致します。
では、お楽しみください。
バイオリンだ。
と私は思った。
秋野くんがラジコンヘリに魔法をかけたのだとすれば、それはきっとバイオリンの音色に違いない。ラジコンカーのデザインがどことなくバイオリンを思わせる形状をしていたし、そのローターの形状は弓にも見えなくはなかった。
私は藁の中に落ちている板きれを拾い上げてみる。
「やっぱり」と私は呟いた。「このゲームやったことあるわ」
その板きれには機体の左右や後方を確認するための小さなミラーがついており、また機体の左右には小型のカメラもとりつけられていた。
それは確かに現代のラジコンカーによく似た形をしたゲームだった。だからこれは秋野くんがやっていたゲームに違いない。つまり─ 彼はみいこちゃんと巫女子ちゃんに会う前にこのゲームをプレイしていて、そしてここに忘れてきたのだろう。きっとそうだ、と私は思った。
「まったく」と私は呟く。「しょうがないんだから……」
でもまあ、これで彼の忘れ物を届けるという私の当初の目的は達成されたわけだ。
「ま」と私は言った。「いいか」と。
私はラジコンヘリの残骸の横に転がっていた板きれを拾い上げ、それを使って地面に彼のメールアドレスを書いておいた。この機種のこのゲームでは、ネット対戦に対応していて他のプレイヤーの機体と情報を交換することができる機能がついていたはずだ。
「そこに忘れ物があるから─」と私は書いた。「届けてちょうだい」
これで大丈夫だろうと思う。私がこのゲームをやったときにゲームの中の人間とメールのやり取りをするなんていう場面に遭遇したことはなかったが、秋野くんは前にこのゲームをやっていて、それにメールアドレスを残しているはずだから─ このメールアドレスを誰かが使ってゲームを起動した場合にはゲームの中の人間は秋野くんのメールアドレスを知ることができる。つまりこの機種のこのゲームをプレイしている人がいれば秋野くんのメールアドレスが分かり、そこにいる人を通して忘れ物はゲームの中の人間に確実に届けられるわけだ。
私は屈みこんで藁の中に埋もれていた板きれを拾い上げて同じようにメールアドレスを地面に書いた。
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それではまた明日、ふわふぁンテナ（ω）を今後ともよろしくお願い致します。
