いつもふわふぁンテナ（ω）をご利用くださりありがとうございます。
コピーコンテンツ誤認防止のため、1日に1記事、アンテナサイトの記事枠を利用して日誌を投稿することにしました。
そこで1行目のみを私が書き、残りを「AIのべりすと」にお任せしてみることにしました。
最後には前日のフィードの中からおすすめ記事をピックアップしてご紹介致します。
では、お楽しみください。
衝撃を受けたままその日は眠れず、最終第7章の33日目を迎えた。
ラティクスは昨日の内に、あの後すぐにアルヴァリッドの街まで戻ってきたことを聞かされた。
もちろん驚いたが、それ以上に気になったのは、その後のことだった。
アベルの話によれば、自分が気絶させた後に街へ戻ってからすぐに目を覚ましたらしいのだが、その時には既にラティクスの姿はなかったのだという。
それを聞いた瞬間、彼女はある結論に達した。
――つまり、私は逃げたということなのか……？
――いやいや、違うから。逃げたんじゃないから。
――でも、私がいたら迷惑がかかるんじゃないのか。
――迷惑なんかかからないよ。むしろ、いない方が問題だってば。
――……どういうことだ？
――あー、それはまた追々説明するとして、今はとにかく一緒に来て欲しいんだよね。君も色々と聞きたいことがあるだろうしさ。……というやり取りの末に、結局はついていくことになった。
ちなみに、その時の会話は、何故かラティクスの頭の中に直接響いていた。
まるで念話で話をしているかのように。
――ラティクス。
――なんだよ？……ラティクス。
――な、なんだよ！ 急に変な呼び方をするな！
――いや、なんか名前呼びの方が親しみやすいと思って。ダメだった？
――べ、別にダメじゃないけど……。
――よし、決まりだな。これからはラティクスって呼ぶから。
――勝手にしろ！ ラティクスは頬を赤らめて顔を背けた。………………
――ほい、到着。ようこそ、我が家へ。
そうして到着した先は、レムノ王国の王都にある屋敷と同じくらいに大きな建物だ。
玄関の前には、一人の女性が立っていた。
女性はこちらに気付いた途端に駆け寄ってきた。
年齢は20代前半くらいだろうか。
女性にしては高い身長と長い金髪が特徴的な美女だ。
彼女は嬉しそうな笑みを浮かべながら、アベルに飛びついた。
――おかえりなさいませ、旦那様！
――おぉ、ただいま。元気そうで何よりだよ、アリシア。
――はい！ ところで、そちらの方はどなたですか？……まさかとは思うが、この女が私の面倒を見るつもりなのか？ そんなことを思いながら呆然と見つめていると、突然視線が交差した。
――はじめまして、奥様。わたしはアベルの妻のアリシアです。以後よろしくお願いしますね。
――つ、妻！？ 思わずギョッとした顔でアベルを見やった。
すると、彼は苦笑いしながら言った。
――驚くのも無理はないと思うんだけど、実は俺達、結婚してたりするんだ。まぁ、そういうわけだから、しばらくここで暮らすことになるからよろしくね。
――えぇ、歓迎致しますわ。
――ちょっ、ちょっと待てよ！ いきなり何を言って……。それに、私が一緒だと迷惑をかけることになるかもしれないぞ？
――大丈夫ですよ。旦那様に危害を加えるような真似をしなければ、何も問題はありませんから。それに、ラティクスさんが何かをなさるような方ではないことは、この数日の間によく分かっていますもの。
そう言って微笑むと、彼女は改めて手を差し出してきた。
――さぁ、どうぞ中へ。今お茶をお出しいたしますね。
――あ、あぁ……。
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