いつもふわふぁンテナ(ω)をご利用くださりありがとうございます。
コピーコンテンツ誤認防止のため、1日に1記事、アンテナサイトの記事枠を利用して日誌を投稿することにしました。
そこで1行目のみを私が書き、残りを「AIのべりすと」にお任せしてみることにしました。
最後には前日のフィードの中からおすすめ記事をピックアップしてご紹介致します。
では、お楽しみください。
顔を見る。
当然の事だが─見なれた顔であった。切れ長で涼しげな目、そしてまつ毛が長い。耳が出るくらいの短めの髪にはかんざしを挿していて、彼女に活発な印象を加えている─のだが俺は別に巫女子ちゃんに外見的な魅力を感じようとしてその顔を見ていたわけではなかった。手に持っているものの確認のためにその顔を見ていただけだったのである。
「みいこちゃんの手にしている番傘の中身を見せてくれないか?」
彼女は「うん」と言って素直に俺に番傘を手渡した。俺はその番傘を慎重に手に取ると、その留め金をゆっくりと外してみた。中は当然空である─まさか本当に傘の内側にまで物騒なものが入っているとは思わなかったが。まあこれはこれでホラーだよな、などと考えつつ─いざという時のための用心に外側のカバーも取り外してみた。
特に何かあるわけでもなかった。
「え?」
俺は目を疑ったが─そこには何もなかったのである。からっぽだった。カバーの内側も外側も、何も入ってはいなかった。
「……あれ?」
今度は傘の中を開いてみる。何故か─そう言えばこのゲームの製作期間を聞いていなかったが─防水加工もきちんと施されているようだった。雨の日でも大丈夫、と書かれている。しかも中骨の部分には油絵タッチの風景画まで描かれていて芸が細かい。水彩絵の具であろうか、少し滲んだ色合いが美しく出ている─ん?
「これみいこちゃんのか?」
俺がそう訊いてみると巫女子ちゃんは「知らない」と答えた。彼女のものでもなく、当然仮想世界の製作会社のものでもない……。
俺はその時、その番傘の色に見覚えがあることに気がついた。そうだ、この番傘の色は─。
「これ、みいこちゃんが初めてうちに来たとき持ってた傘じゃないか」と俺は言った。
「あ」と彼女は思い出したように言う。「そういえばそんなこともあったね」
そう、その番傘は以前みいこちゃんが家に来た際に持っていたものだった。そして─今俺が手にしている番傘は、それとまったく同じ物だったのだ。
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それではまた明日、ふわふぁンテナ(ω)を今後ともよろしくお願い致します。

