いつもふわふぁンテナ(ω)をご利用くださりありがとうございます。
コピーコンテンツ誤認防止のため、1日に1記事、アンテナサイトの記事枠を利用して日誌を投稿することにしました。
そこで1行目のみを私が書き、残りを「AIのべりすと」にお任せしてみることにしました。
最後には前日のフィードの中からおすすめ記事をピックアップしてご紹介致します。
では、お楽しみください。
止まった。
いや、俺の足は止まる。
天道さんが後ろから俺のシャツを掴んでいた。彼女は俯いていてどんな顔をしているのかは見えないが……しかしシャツを掴むその手は心なし震えている─ように見えた。俺は動けなかった。天道さんに何かを言おうとしたのかもしれないし、あるいは何も言おうとしなかったのかもしれないが……いずれにしても結局俺は一言も声を発する事はできなかったのだ。それはまるで時が止まったような─そんな瞬間だった。
「太郎くん」とやがてその止まった時間を再び動かしたのは天道さん自身だった。彼女はその手をゆっくりと離し、いつもの優しい声で言った。「─いずれまたどこかで」
「……ああ」と俺は努めて明るい声で応じる。天道さんの真意はわからない。しかしそんな真剣な思いを踏みにじりたくはなかった。「天道さん、またそのうちそっちの家にも寄らせてもらうよ」
天道さんはそれには応えず、ただにっこりと笑っただけだった。そして俺が階段を上り始めた時、後ろからみいこちゃんの声が「た、太郎くんっ!」と追ってきた。俺が階段からひょこりと顔だけ出して見ると、少し狼狽したような彼女と目があった。俺はにっこりと笑ってそれに応えたつもりだったが、彼女は逆にそれを挑発と受け取ったらしい。
「い、行くことないわ」
と彼女は言うが─しかし俺はそんな彼女に「いや、行くよ」と応え─そして天道さんはそんな彼女を鼻で笑ったように見えた。
「みいこちゃんはここでお母さんの相手をしてあげなさい」と、まるで捨て台詞のように言い残し天道さんは俺の後を追って階段を上り始める。俺は振り返らなかったが、天道さんがあの番傘を持って来ているだろう事は容易に想像がついた。
俺の部屋は昨日片付けたままの状態だった。まるでハウスクリーニングした直後のように─あるいは来客を迎え入れる直前のように小綺麗に整理整頓され、その光景はまるで俺の部屋じゃないみたいだったが。「うわ」と俺より先に部屋に上がった天道さんの声が背後から聞こえる。
「ベッドもきれいにしちゃって……馬鹿みたい」
そんな彼女の軽口にどう応えていいのかわからない。
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それではまた明日、ふわふぁンテナ(ω)を今後ともよろしくお願い致します。

